武道稽古場【生雲】

生雲とは

"認識"で働きかけない。

自分の理解では自己欺瞞に陥り気づけない事も、対人を用いて試せば判明します。
気づかずして認識を用いているという誤りが、安全な実験により判然となります。

自然(じねん)

"そのもの"であること。

自己が観察主体であり、観察対象でもあれば、際限の無い相対矛盾に陥る。
内外主客の間髪なく、自己という万象 "そのもの"であることが "自然"です。

作用(さよう)

"非相対"の自然作用。

作用は 作用"自体"であるが故に、作用の存在を認めることなく作用する。
故に 対象として捉える事はできず、認識で働きかけると作用に背きます。