言われた通りに
言われた通りに稽古を進めると、
反応と、反応と関係のないところの落差が浮き彫りになった。
結果的な形だけで言えば、
前回の稽古でも似たようなことをしていたのかもしれない。
でも、そもそも、そんな観点がおかしい。
一つのものとしての立ち合いにいる時、
選択肢は一つでありながら、
細かな分類をやめるとどれでも同じに思えた。
違いがあるとすれば、反応ではないものだけのようだ、
と薄々感じ始める。
やめる、をやめられるのは自分の手柄でも努力でもない。
むしろその逆だ。
互いに同じ事に取り組むからこそ、
その落差がはっきりとする部分もあり、稽古仲間に感謝です。
2020/11/17 久保 真礼